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口頭詩の記録

幼稚園からのお手紙で、口頭詩を募集しているということで、
最近、カイシの口頭詩を書いています。

口頭詩(つぶやきことば)
子どものつぶやきやおしゃべりを、そばに居る大人が書きとめたもの。
観察の中で出会った子どもたち同士の会話をそのまま書き留めたり、相手をした子どものやりとりを書き記したものから大人の応答の言葉を消し去ってみるとこ、、、、子どもの思いがぐっと立ち表れた詩に・・・・・・。

はまっています。
カイシの口頭詩沢山あつめています。

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はっけよい
カイシ 3歳

おかあさん
カブトムシとクワガタ
はっけよいしたら どっちつよい
おなかがすいているクワガタと
カブトムシだったら どっちつよい

でも アリのほうがつよいかな
しんだらたべられちゃうもんね

採集 母
夏に飼っていたカブトム虫とクガガタ虫が死んだ時、土に埋めずに少しずつアリに食べられていく様子を毎日一緒に見ていたときの会話です。


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ふたりのロボット
カイシ 3歳

おそとがくらくなって
おうちのなかがくらくなって
どろぼうがはいってきても
だいじょうぶだよ

かいしのつくった
ふたりのロボットが
まもってくれるから

採集 父
お父さんとお風呂に入っていた時の会話です。
カイシが積み木で作った2体のロボットがリビングから玄関に向かって睨みを利かせています。


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はらっぱ
カイシ 3歳

おかあさん

つくしって 
どんなところに はえてるの

ぐりとぐらが いるような
はらっぱかな

はらっぱって どこにあるの
かいくんもいってみたいな

採集 母
一緒にお散歩をしていた時の会話です。
はらっぱって どこにあるのかな。と考えてしまいました。

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ピアノのれんしゅう
カイシ 3歳

きょう せんせいが
さよならしたあとに
ピアノのれんしゅう してたよ

ずっと したむいてた

おべんとおべんとうれしいな が
せんせいおはようのうたに
なっちゃうんだ

採集 母
幼稚園で預かり保育の時の様子をカイシが話してくれました。
息子の話から先生のがんばっている姿が伝わってきました。


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しゃぼんだま
カイシ 3歳

かいくんはね

おそらをとんでる
しゃぼんだまより
したにくっついている
しゃぼんだまのほうが すき

よ~くみえるから

あかとか みどりとか
きれいだよ

採集 母
夏に庭で水遊びをした後にシャボン玉をしていた時のお話です。濡れたコンクリートにシャボン玉が沢山ついていました。カイシはコンクリートに頬をくっつけてシャボン玉をじっとみつめていて、私に教えてくれました。

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いもうと
カイシ 3歳

おかあさん

もう ゆいちゃんのこと
ゆるしてあげて

かわりに
かいくんが あやまるから

ごめんなさい。

ねっ

採集 母
激しく泣いていた妹(1歳)を見かねたカイシの一言でした。とても驚きました。

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うれしいきもち
カイシ 3歳

りょうくんに さんりんしゃ
かしてあげたんだ

でも かいくんが
か~し~て っていっても
しらんぷりするんだよ

でも あさのバスで
いっしょにすわろう
っていってたから

うれしかったのかな

採集 母
カイシの話してくれた幼稚園の話です。年少の少しずつお友達の輪が広がっていくのを感じました。


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だっこ
カイシ 3歳

ときくんって ちからもちなんだよ
ゆりちゃんのこと
だっこできるの

ゆりちゃん にこにこしてた
ときくんのこと すきなのかな

採集 母
カイシの話から幼稚園の和やかな雰囲気が伝わってきました。

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ひるまのおつきさま
カイシ 3歳

おかあさん

あそこに おつきさまいるよ
ずっと かいくんについてくるよ

なんでかな

おなかが すいているのかな

うっすら しろいよ

いっしょに かいくんちで
おちゃしたいのかな

採集 母
幼稚園の帰りの車の中で、帰ったらみんなでお茶しようと話していた時、まだ少し明るい空にお月様を見つけた時の会話です。


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おしっこ
カイシ 3歳

おかあさん

かいくんのおしっこは
どうしていつも はだいろなのかな

アイスみたいに
とけちゃったら どうしよう

採集 母


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はるかぜ
カイシ 3歳

おうちが かぜでとばされないように

いしで おさえておいたからね

採集 父
春風が強く、おうちが飛ばされると思ったカイシは、玄関の前に沢山の大きな石を並べてくれました。
来客者には、「なにかのおまじないですか。」と聞かれるほどでした。
震災の影響もあって子どもなりに心配しているのかなと感じました。

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てじな
カイシ 3歳

ここに2つの おはながあるでしょ

でも まわすと

ほら

おはなが ぜんぶになるの

すごいでしょ

採集 母
駒を上手に手でまわせるようになったカイシ。
目の錯覚で見える駒の柄を手品と言っていました。

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何気ない会話を改めて文章にして
まとめると
本当に子どもの感性ってすごいな。と驚きました。

また、こうして文章でまとめて改めて読み返すと、
カイシも色々なことを感じてくれているんだなと思い。

知性より感性
知識より探究心
知ることより感じること

をモットーに日々接するように気をつけていますが、
出来ているのかな~と認識もできました。

夫が
カイシが特別な才能があるわけではなく、子どもなら誰にでもある才能なんだと思う。採集する側がどれだけ子どもの話にきちんと耳を傾けているかだと思う。
という言葉にも考えさせられました。

これからも、口頭詩を採集していきたいです。
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by yummyxxxaa | 2012-11-03 01:50